育毛剤と育毛シャンプーの違い
近年では薄毛に悩む人が増えており、育毛剤や育毛シャンプーもさまざまな商品が販売されています。育毛剤と育毛シャンプーはどちらも頭皮に直接塗付するという使い方をするものであり、成分も似通ったものが多く、混同されることがあります。しかし、育毛剤と育毛シャンプーの持つ役割は少し異なります。

育毛剤というものは、血行促進、男性ホルモンの抑制、頭皮の炎症の抑制、栄養分の補給などの働きを持つものです。これにより、健やかな髪の成長を促すことができます。つまり、育毛時は髪が生えやすくなるように内側からケアする役割を持っていると言えるでしょう。最近は男性だけでなく薄毛に悩む女性も増えていますので、市販の女性用育毛剤も充実してきています。

育毛シャンプーというものは、頭皮に溜まっているフケやホコリなどの汚れを取り除き、頭皮の痛みや痒みを抑える働きを持つものです。これにより、頭皮環境の正常化に繋がります。つまり、育毛シャンプーは髪が抜けにくくなるように外側からケアする役割を持っていると言えるでしょう。

育毛シャンプーと普通のシャンプーの違い
上述した育毛シャンプーの役割は普通のシャンプーと同じだと思う人もいるかも知れません。しかし、普通のシャンプーには防腐剤、香料、界面活性剤などが大量に使用されており、それによって洗い上がりの爽快感を得ることはできるのですが、頭皮に与える刺激は非常に大きいという性質があります。薄毛で悩んでいる人のほとんどは頭皮に何らかのトラブルを抱えているので、普通のシャンプーの使用は適さないことが多いです。これに対して、育毛シャンプーは泡立ちなどはあまりよくないものの、頭皮に優しく働きかけるので、敏感肌や乾燥肌の人も安心して使用することができます。

育毛剤と育毛シャンプーの併用
薄毛に悩んでいる人はなによりも髪が生えてくることを望んでおり、真っ先に育毛剤を使い始めがちです。しかし、頭皮のトラブルを抱えたまま育毛剤を使用しても、十分な育毛効果を得ることはできません。むしろ、育毛剤の使用によって更に痒みや痛みが強くなることもあります。そのため、薄毛対策としてはまず育毛シャンプーで頭皮環境を整え、それから育毛剤で育毛を促進させるという方法が効果的です。経済的に併用が難しいという人は育毛剤だけを使用し、洗髪は低刺激の石鹸などを使用するように工夫するといいでしょう。なお、育毛剤と育毛シャンプーには効果が重複しているものもあるので、併用する場合は効果が重ならないものを選ぶ必要があります。